少子高齢化、医療費増大…
訪れる変化に適応するために
わたしたちは、なにができるか。
私たちは身体に不調を感じると、
少ない自己負担額で診察や検査を受けることができます。
医療機関の窓口で支払う費用のうち、個人の負担は全体の1~3割。残りの7~9割は健康保険でまかなわれますが、その財源元である保険者は少子高齢化で減り、公費(税金)負担が大きくなる一方です。
現在の国民皆保険制度は、人口増加を前提に設計された制度で、少子高齢化と人口減少下にある今、めぼしい解決策をみいだせないまま、公費負担で制度崩壊を死守している状況です。
そこでわたしたちBioSonoは、メディカルの手前にあるヘルスケア領域において、これからの日本にあった変化を生み出すべく、生体音と音響分析AIを用いたデジタル・ヘルスケア・プロダクトの開発に挑戦を決めました。
Technology
現在は医師個人の聴力に
依存してしまう「聴診」
BioSonoは
その可能性に着目
生体音は体が発するメッセージです。しかし、聴診による診察では「人間の耳」に依存した評価しかできず、音を分析する能力にも限界があります。 そこで、人間の聴力では聞き取れない音をセンサーで収音し、AIで解析することで、これまで以上にわたしたちはわたしたちの身体の理解者になり得ると考えています。
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Technology 01
生体音から状態変化を分析する
誰でも、どの部位にも対応可能な独自のAIモデルと判定システムイベント前後のデータを比較し、抽出された変化(特徴)量を用いる判定システムを開発。食事、運動、睡眠などイベントを置き換えることで幅広い用途展開を可能にします。
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Technology 02
生体音に関するリアルワールドデータをヘルスケア領域で利活用
事業を通じて収集された生体音をデータベース化。リアルワールドエビデンス(RWE)として社会還元を進めます。
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Technology 03
軽量小型センサーを用いた
生体音センシング咽頭、血管、筋肉、臓器…生体が発するさまざまな「音」を収集します。ユーザー、用途に合わせたユーザビリティを追求します。
Service
音響AIとセンサーによる
デジタルヘルスプロダクト
「誰でも、何処でも、安価で、素早く、簡単に」をコンセプトに、音響AIとセンサーを用いたプロダクト開発を行っています。聴診がもつメリットを活かし、ボトルネックであった解析・評価を音響AIが代替します。体が発するメッセージをキャッチアップし、状態変化をモニタリングします。

Product
ノドの音をセンサーとAIで自動観察し、
食物残渣の有無をチェックする
食通(しょくつう)
介護における食の課題「誤嚥」。その原因となる食物残渣の有無をAI判定します。モバイルアプリにはセルフチェック機能を搭載し、対策・トレーニングプランも提案します。
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Project 01
慢性閉鎖性肺疾患(COPD)の早期発見が期待される研究開発
国内530万人、世界で4億人の潜在患者がいるとされる呼吸器系の生活習慣病である慢性閉塞性肺疾患。従来の強制呼気を必要とせず、日々の呼吸状態から早期発見を可能にする研究開発に取り組んでいます。(令和6年度 福島県地域復興実用化開発等促進事業に採択されました。)
Coming Soon
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Project 02
喘息吸入薬による気管支拡張効果に関する研究開発
喘息患者数は国内で約1,000万人と推定されています。喘息薬ならびに吸入器具が充実している一方、吸入薬が気管支の奥まで届かず、正しく作用しないという課題があります。気管支拡張薬が気管支の奥に行き届き、気管支の拡張を簡単に確認する方法について研究に取り組んでいます。
Coming Soon
Company & Team
BioSono株式会社について
わたしたちは、限られた資金や時間を、あらゆる健康の向上に費やすことができる世の中を目指しています。